モスクワ備忘録

バックパッカーまではいかないけど、なるべく安くロシア辺りを旅したい

ロシア旅行準備②服装編

  1. 季節ごとの服装
  2. 目的地別の服装

 

1.季節ごとの服装

結構予想外の天気になったりするので、天気予報をとにかくこまめに見るしかないです。以下はあくまでも参考程度に、ご自分の肌感覚を信じてください。とりあえず「ちょっとあったかいかな?」という上着を一枚持って行って損はしない。

あと、以下はモスクワやサンクトなどの都市部を想定してます。シベリアには対応してないです。

 

●春(4~5月)

朝晩の寒暖差が激しい。たまに雨が降る。

→日本で2~3月くらいにしてる服装が目安。脱ぎ着して体温調節できる服装がおすすめ。

今回朝3度、昼18度の日があったけど、長袖カットソー、裏起毛パーカー、モッズコートでちょうどよかった。

 

●夏(6~8月)

朝晩の気温差は日本より激しい。昼間は普通に30度ぐらいあって暑い。雨が降るとすごい冷える日がある。梅雨はない。

→日本の夏服に、一枚ウインドブレーカーかパーカーなどの羽織るものがあるといい。未だに冷房のない建物とかが一定あるので、そういうところでは脱げて、ガンガン冷房効いてる場所や天気の悪い寒い日に厚着できるものがあると安心。

 

●秋(9~11月)

9月でも日本の10~11月くらいの気温は覚悟する。普通に冬用のウールコート持って行っていいと思う。10月くらいに突然雪が降ったりするので、10~11月の時期に行く人は「積もらない程度の雪に耐えられる」靴だと安心だけど、もし降っちゃったときは向こうで靴買えばいいのでそこまで心配しなくても。(ちゃんとした靴がそこそこの値段で買えるので)

 

●冬(12~3月)

都市部でもマイナス25度を乗り切る覚悟で。とはいえ、室内は平気で20度以上あって暖かい(むしろ暑い)ので、極暖ヒートテックとかは暑すぎる。

とにかく防水性能と裏の溝がしっかりしてるブーツは必要。日本でも豪雪地域で過ごしてる人が詳しいと思うけど、裏の溝が浅いブーツ、雪道では何の役にも立たない……。それとムートンは意外と雪が染みるので履くなら防水スプレーをがっちりばっちりしてってください。霜焼けになって危ない。ブーツ本当に大事だから、日本で迷うならもうモスクワかサンクトで買ったらいいと思う。

・暖かいダウン。フード付きが便利。このダウン一枚でマイナス25度を耐えるくらいの気持ちがいいと思う。中に来てるのはオマケ……

吹雪いてても向こうの人傘ささないので、フードはもはや雪よけ。白系のダウンはとにかく汚れるからやめといた方が無難な気がした(アイボリーのダウンをグレーにして帰国した女からの忠告です)モスクワの排気ガス吸った雪はグレー。

・結局、普通のヒートテック+カットソー+厚手のカーディガンやパーカー+ダウンが一番よかった。ジーンズは生地が冷えて寒いので、履くなら下にタイツがあるといい。外を何時間も歩くわけじゃないなら、裏起毛タイツとスカートでも生きられる。都市ではスキーウエアみたいなズボン履いたら暑くて発狂すると思う。

何らかの帽子、ニット帽でいいから必ず持って行って。防寒上、帽子は絶対にいる。ヘッドホンみたいな耳当ては必要ない。あと、よくロシアでイメージする毛皮の帽子、警察・軍人以外でかぶってるのは老人と観光客だけなんで悪目立ちする。スリが多い観光地ではお勧めしない。荷物になるしね。

・手袋…スキー手袋は暑くて邪魔だから、普通の手袋でOK

・マフラー…コートの形に応じて。現地でも、薄手のスカーフとかストールみたいなのをぐるぐるコートの中に巻いてるお姉さんたちが多い。ロシアのお姉さんたち、マフラーやストールの端っこをコートの中にしまい込むタイプの人が多い気がする。

 

2.目的地別の服装

●教会について

…ミニスカート、男性のショートパンツ、キャミソールみたいな露出の多い服装、ビーチサンダル、大きなリュックなどは止められる可能性あり。真剣に祈っている信者の方の妨げにならないような服装、が原則。

あと、禁止事項ではないけど礼儀として【女性は頭を覆う・男性は帽子などを取る】のが推奨される。スカーフとか、パーカーのフードとか、帽子とかあればそれでささっと髪を隠す方がいいかも。

●劇場について

…最近はボリショイとか大きい劇場もドレスコード緩くなった。(何年か前は、仕事帰りに劇場に来て!ラフな服装でいいよ!というキャンペーンもしてた)なので、小ぎれいな恰好程度で大丈夫です。スニーカー・ジーンズ大丈夫。もちろんドレスアップしても大丈夫。