モスクワ備忘録

バックパッカーまではいかないけど、なるべく安くロシア辺りを旅したい

ロシア旅行準備③持ち物編

  1. 持っておいて損はない物
  2. むしろ現地暢達でよかったもの
  3. あると便利

1.持っておいて損はないもの

地球の歩き方…情報量が段違い。街歩き用に別のガイドブック持つにしても、一度目を通しておいて損はないと思う。図書館とかにも置いてあったりするし。荷物が重くなるのが嫌なら、スライスして都市ごとに分冊して持つか、スマホで写メって画像データ見ながら旅行するか。

・スカーフ…防寒・教会入るときの頭隠しに便利

・サングラス(真冬除く)…ヨーロッパは眩しい。春でも目が痛い。

・手ピカジェルみたいな手の殺菌ジェル/もしくはウェットティッシュ

…食べ歩きとか、パン食べるのに便利。意外とすぐ近くに水道が無かったりする

・大量のポケットティッシュ…万が一紙置いてないタイプのトイレに入ってしまったときのために。あと、ホテルの部屋にティッシュ備え付けがないことが多い。

・エコバッグ…スーパーの買い物袋は有料、あとたまに店で「今袋切らしちゃってないの」と言われたときに役立つ。

正露丸

…ロシアでお腹下すと活性炭飲むことになる(しかも効かなかった)。正露丸は持ってて損はない。

 

2.むしろ現地調達でよかったもの

・生理用品

…全然時期じゃないけどきちゃったら困る…と思って持って行ってたことあるんですけど、現地調達で事足りると気付いた。日本と同じくスーパーでポイポイっと買えて、日本製と同じ感覚で使える。ロシア語だとГигиеническая прокладкаってやつ。見ればわかるけど……

 

3.あると便利

・スリッパかビーサン…ホテルの室内履き用

・目薬…ロシア、あんまり目薬売ってない。

・厚手のタイツ…ロシアって50~80デニールとかの厚手の黒タイツ手に入りにくくない?ツヤツヤの綺麗な黒ストッキングがメジャーなせいだと思う。

ロシア旅行準備②服装編

  1. 季節ごとの服装
  2. 目的地別の服装

 

1.季節ごとの服装

結構予想外の天気になったりするので、天気予報をとにかくこまめに見るしかないです。以下はあくまでも参考程度に、ご自分の肌感覚を信じてください。とりあえず「ちょっとあったかいかな?」という上着を一枚持って行って損はしない。

あと、以下はモスクワやサンクトなどの都市部を想定してます。シベリアには対応してないです。

 

●春(4~5月)

朝晩の寒暖差が激しい。たまに雨が降る。

→日本で2~3月くらいにしてる服装が目安。脱ぎ着して体温調節できる服装がおすすめ。

今回朝3度、昼18度の日があったけど、長袖カットソー、裏起毛パーカー、モッズコートでちょうどよかった。

 

●夏(6~8月)

朝晩の気温差は日本より激しい。昼間は普通に30度ぐらいあって暑い。雨が降るとすごい冷える日がある。梅雨はない。

→日本の夏服に、一枚ウインドブレーカーかパーカーなどの羽織るものがあるといい。未だに冷房のない建物とかが一定あるので、そういうところでは脱げて、ガンガン冷房効いてる場所や天気の悪い寒い日に厚着できるものがあると安心。

 

●秋(9~11月)

9月でも日本の10~11月くらいの気温は覚悟する。普通に冬用のウールコート持って行っていいと思う。10月くらいに突然雪が降ったりするので、10~11月の時期に行く人は「積もらない程度の雪に耐えられる」靴だと安心だけど、もし降っちゃったときは向こうで靴買えばいいのでそこまで心配しなくても。(ちゃんとした靴がそこそこの値段で買えるので)

 

●冬(12~3月)

都市部でもマイナス25度を乗り切る覚悟で。とはいえ、室内は平気で20度以上あって暖かい(むしろ暑い)ので、極暖ヒートテックとかは暑すぎる。

とにかく防水性能と裏の溝がしっかりしてるブーツは必要。日本でも豪雪地域で過ごしてる人が詳しいと思うけど、裏の溝が浅いブーツ、雪道では何の役にも立たない……。それとムートンは意外と雪が染みるので履くなら防水スプレーをがっちりばっちりしてってください。霜焼けになって危ない。ブーツ本当に大事だから、日本で迷うならもうモスクワかサンクトで買ったらいいと思う。

・暖かいダウン。フード付きが便利。このダウン一枚でマイナス25度を耐えるくらいの気持ちがいいと思う。中に来てるのはオマケ……

吹雪いてても向こうの人傘ささないので、フードはもはや雪よけ。白系のダウンはとにかく汚れるからやめといた方が無難な気がした(アイボリーのダウンをグレーにして帰国した女からの忠告です)モスクワの排気ガス吸った雪はグレー。

・結局、普通のヒートテック+カットソー+厚手のカーディガンやパーカー+ダウンが一番よかった。ジーンズは生地が冷えて寒いので、履くなら下にタイツがあるといい。外を何時間も歩くわけじゃないなら、裏起毛タイツとスカートでも生きられる。都市ではスキーウエアみたいなズボン履いたら暑くて発狂すると思う。

何らかの帽子、ニット帽でいいから必ず持って行って。防寒上、帽子は絶対にいる。ヘッドホンみたいな耳当ては必要ない。あと、よくロシアでイメージする毛皮の帽子、警察・軍人以外でかぶってるのは老人と観光客だけなんで悪目立ちする。スリが多い観光地ではお勧めしない。荷物になるしね。

・手袋…スキー手袋は暑くて邪魔だから、普通の手袋でOK

・マフラー…コートの形に応じて。現地でも、薄手のスカーフとかストールみたいなのをぐるぐるコートの中に巻いてるお姉さんたちが多い。ロシアのお姉さんたち、マフラーやストールの端っこをコートの中にしまい込むタイプの人が多い気がする。

 

2.目的地別の服装

●教会について

…ミニスカート、男性のショートパンツ、キャミソールみたいな露出の多い服装、ビーチサンダル、大きなリュックなどは止められる可能性あり。真剣に祈っている信者の方の妨げにならないような服装、が原則。

あと、禁止事項ではないけど礼儀として【女性は頭を覆う・男性は帽子などを取る】のが推奨される。スカーフとか、パーカーのフードとか、帽子とかあればそれでささっと髪を隠す方がいいかも。

●劇場について

…最近はボリショイとか大きい劇場もドレスコード緩くなった。(何年か前は、仕事帰りに劇場に来て!ラフな服装でいいよ!というキャンペーンもしてた)なので、小ぎれいな恰好程度で大丈夫です。スニーカー・ジーンズ大丈夫。もちろんドレスアップしても大丈夫。

 

 

ロシア旅行準備①手配順

いつも自分が旅行手配する手順について。

いつもだいたいこんな手順で旅行を手配してます。

 

  1. 航空券を手配する
  2. 観劇チケットを手配する
  3. ビザを手配する(出発日の1か月前までに)
  4. ホテルを手配する
  5. 国内移動用の交通手段(列車など)を手配する

 

1.航空券を手配する

旅行日程さえきめれば、航空券はなるべく早めに取った方が安いので最初。

試行錯誤の結果、モスクワ行きならアエロフロートJALかS7の直行便がいいという結論になった。往復約9万円が目安。

乗り継ぎありならもっと安い航空券あるけど、乗り継ぎ失敗のリスク&現地滞在時間が短くなる&ロストバゲージの確立が高まるので、私は正直あまりやりたくないです。ただ、これはあくまでも社畜の短い休みと移動時間などのコスパ考えた末の結論。だから学生さんとか、時間に余裕があればエディハドとかターキッシュの乗り継ぎありがいいかもしれない。

 

2.観劇チケットを手配する

私は現地でオペラやバレエを見たい派閥なので、旅程が決まったらすぐこれやります。なぜなら人気の演目の手ごろな席はすぐなくなるから。

オーソドックスなロシアバレエ、オペラを見たいならモスクワならボリショイよりもスタニスラフスキー&ネミローヴィ=ダンチェンコ記念音楽劇場あたりがチケットが手ごろだと思う。

ボリショイには新館(New stage)・本館(Historic stage)があるんだけど、本館のチケットはバカ高い。新館・本館見比べて自分の見たい演目を探したらいいと思う。6~8000円くらいの席がなぜかたまにあるんで、あったらすぐさま買った方がいい。

スタニスラフスキー~音楽劇場は、二階席真ん中あたりでも3~4000円でチケット買えるし、クオリティもいい。コスパがいいと思う。今回2000ルーブル(4000円程度)で、バレエのシンデレラを見た。余談だけど、ここの劇場のオペラ「戦争と平和」大好きなので見られる機会があればぜひ見てください。

 

3.ビザを手配する

観光でもビザが必要。

取り方は2パターン。

注意点としては、

・ビザの受け取りまで(数日~2週間)パスポートを大使館に預けっぱなしになるので、パスポート番号とか不安な人は写メるかコピーすべき

・旅行期間より若干長めに申請しとくのがおすすめ。なんでかというと、航空機や列車遅延で滞在が伸びた場合のビザ期限切れを回避するため。交通機関遅延でたまたま日付をまたいでしまい、不法滞在扱いになった知り合いがいる。しかも日付またいだって言ってもたった2~30分。それでその知り合いは国境近くで一日留め置かれた。ロシアの役所はルーズなようで入出国にはめちゃくちゃ厳しい。そうなりたくなければ、少し眺めに……

 

①完全個人手配

1500円前後で個人取得したい派の私は、以下二つのブログを参考にさせてもらいました。メリットはとにかく安い。1500円+証明写真代+大使館までの交通費+半休×2がかかるコスト。デメリットは、申請・受け取りで午前休が二回必要になること。あと失敗しても自己責任。(失敗することほぼほぼないけど)

52theworld.com

neko-kuro.com

②代行業者を使う

7,500円ほどの手数料(+証明写真代)を払って代行業者に依頼する方法もある。

メリットはとにかく楽!デメリットは手数料がかかること。本当にはじめての人はこっちにお願いした方が不安なく受け取り出来る。

ロシアビザセンター公式サイト 開設10周年記念 ¥7,500~ 観光ビザ・ビザサポートレター即日発行・ビジネスビザ・マルチビザ・緊急翌日取得対応

 

4.ホテルを手配する

ビザ申請をしたらホテルの予約もする。私は、トリップアドバイザーのレビューを読みながら、エクスペディア予約がいいという結論に落ち着いた。※個人的意見です。

エクスペディアはアプリのUIが好きなのと、ホテルとメッセージのやり取りができるメッセンジャーみたいな機能が便利だった。(ブッキングドットコムも使うけど、アプリのUI・いちいちログインしないとメッセージやり取りができない・他サイトより高いという点が個人的に好きではない)

私がホテル選びで絶対妥協できないのは、①メトロの駅から近い(夜中出歩きたいから)、②無料Wi-Fiがある、③部屋にトイレ・シャワールームとドライヤーがちゃんとついてる、の三点。

妥協してもいいけどあったら嬉しいのは、①朝食、②エレベーター

エレベーター??って思うかもしれないけど、ロシアのミニホテルとかホステルは古いソ連時代の建物の一部をリノベーションして使ってるところが多い。だから、私みたいに「なくてもまあどうにか…」みたいな人以外は、エレベーターがあるかどうか、予約サイトでよく確認したらいいと思う。ペテルブルクやモスクワの中心地でも意外とエレベーターなしのところあるよ。

はじめて行く、絶対に失敗したくない!という場合、モスクワならアエロスターとか、イズマイロヴォのホテル群あたりがホテルの中では安価でサービスもよかった。両方英語通じる。

 

5.国内交通手段の手配

 国内ならよっぽど遠くない限りは、電車を使うことが多いので。モスクワーペテルブルクはサプサンという特急で行き来することが多い。サプサン、今3時間半時間くらいかけて両都市間を結んでるけど、そのうち2時間になるらしい。

ロシア鉄道(RJD)公式サイトで予約可能。もしロシア語ができれば、ヤンデックストラベルが一番楽。

 

ざっくりこんな順序で旅行を組み立ててます。

ブログについて

一人旅が好きです。

仕事にイライラするとエイヤーで航空券を買って、一人で海外に行きます。

ロシア旅行が特に好きです。

ほとんど自分用ですが、個人手配でロシアに行ってみよう、という方の参考になればいいと思って置いておきます。